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2013-05-04

「心の病に薬はいらない!」

心の病に薬はいらない!心の病に薬はいらない!
(2013/04/10)
内海 聡

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内海聡氏の前著2冊に引き続き、納得の一冊。薬物に関係ない人にもおすすめです。
ちなみに私は風邪を引いても薬は一切飲まない派。
そもそも風邪さえめったに引かない丈夫な身体だけど(^^)

次に重要なのは精神や心は自分でよくするものだという、完全なる理解です。(中略)この世の物事は自分の思想と選択により解決する、その大前提を持てないかぎり、やはり薬はやめられないのです。精神の問題なのですから精神や思想、哲学によって解決する、これは子どもでも考えられる当たり前のことです。

甘ったれんじゃないぞ、って。

嘘をついたり言い訳や正当化ばかりしていると、自分の精神はどんどん悪い方向に流されていきます。それがダメだと本心では自覚しているのに、他者と接するときにそれを認めることができず、ジレンマを抱え続けるのですから当然です。だから精神的に健康でいたいなら、嘘や言い訳や正当化をやめることが第一です。
「しょうがない」
「専門じゃない」
「調べ方がわからない」
「何を信じればいいのかわからない」
これらはすでに嘘を許容し、言い訳や正当化に完全に陥っている状態です。

そういえば、集中内観の最大の収穫は「嘘」について気づいたこと。


この世に「しょうがない」なんてことは存在しない、必ず解決策はあることをまず理解しましょう。

思考停止に陥るな、と。


重要なことは「人に理解してほしい」という願望を取り払うことです。これは当事者にはとても受け入れがたいことかもしれません。しかしこの願望はすぐに依存を呼び起こします。たとえそれが向精神薬依存でなくても、何らかのものに依存してしまう思想なのです。「人に理解してほしい」という願望は誰でも持ちうるものですが、世の中においてはなかなか得られないものであり、それを得ようとすればするほど病的状態に陥っていくことを理解しましょう。
子どもは何かあったとき、必ず親に聞いてほしいと思い発言します。まさに向精神薬は人間に幼児退行を促す物質なのです。人に理解してほしいと願う人ほどに、人を理解しようと試みることはない、そのように考えてます。
そして理解してほしいと考える人々は、事実ではなく自分の都合を元に理解を深めさせようと努力します。それはつまり人をコントロールしようという統制概念が、根底にあるからにほかなりません。

「クレクレ族」は、はしたない、みっともない、醜い、頭悪い。


次に重要なのは健康を求めることをやめることです。(中略)人間は常に不調を感じ、愚痴をこぼし、その不調とつき合いながら自然に生き死んでいくものであることを念頭に置くことが重要です。(中略)その症状、特に精神症状はあなたのセンサーそのものであり、生きている証明であり、当然の結果なのです。

ポジティブで元気ハツラツじゃないとおかしいですよ、と思わされる風潮こそがヘンだってことですね。


ではその世界において精神の安定を保ち、この世の洗脳に負けず生きていくための基本とはなんでしょうか?
実はこれは非常に簡単なことですが、自分に殉ずること、特に自分が価値観として定めている道理にしたがうことです。敵を何人つくろうがどれほど中傷されようが、そんなことは関係ないのです。(中略)まずは自分を誤魔化していないか、嘘をついていないかを見つめることが重要なのです。

周りにどう思われるかを気にして、周りに合わせて生きている。そうでない自由な人を引きずりおろす。ああ。


うつが借金によって引き起こされているなら、やはりお金の問題を解決しないかぎりうつがよくなることはありません。不安が何かによって引き起こされているなら、それを解決するしかないのです。(中略)また言葉で終わらせてはなりません。必ず行動で終わらせることです。人の言葉を安易に信じてはなりません。人間の言葉が人間の質を表すと考えている人は、何が本当かをまったく知らない人々です。言葉ではなくその人の行動がすべてです。逆に言えばその人の行動が有意義なら、言葉は下手でもそれは言葉以上のものになるでしょう。

ピシッ!


人間は「知る」という能力に限界がありません。記憶力に限界があったとしても、好奇心や理解力に限界はないのです。しかし人間ほどに自分が信じてしまったものを捨て去るのが難しい生物は他にいないでしょう。本能や生存心よりも刷り込まれたものにすがるのが人間なのです。
教育、勉強というのは最大の修行です。誤解を恐れず言えば、幼少期に自ら学ぶことの重要性がどれだけ身につけられたかで、勝負が決まっているといっても過言ではありません。近年の教育はまったく人間を強くするための教育とは言えないようです。

斯様に喝を入れられた一冊でした。



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プロフィール

えみえみ

Author:えみえみ
パーソナルコーチ 、研修コーチ
国際コーチ連盟ACC
米国NLP(TM)協会認定NLP(TM)マスタープラクティショナー
モンテッソーリ教育、アドラー心理学、ブレインジム、フォーカシング

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