FC2ブログ
2012-05-24

「リーダーは自然体」

リーダーは自然体 無理せず、飾らず、ありのまま (光文社新書)リーダーは自然体 無理せず、飾らず、ありのまま (光文社新書)
(2010/06/17)
増田 弥生、金井 壽宏 他

商品詳細を見る



久しぶりに素敵な女性に巡りあった気分。
まさにこういうことを感じていたそのものの本なのでした。

たくさん本を読んだりセミナーに通ったりしているのにリーダシップが身につかないという人がいたら、おそらくその人は読書後ないしセミナー参加後に「行動・実践・振り返り」をしていないのではないでしょうか。(中略)この本を読み終わって。リーダシップに興味をもったら、すぐに次の本を買いに行くのではなくて、何か自分で行動宣言して、翌日から三ヶ月とか半年間程度、実践してみてほしいのです。できれば、その間に周囲の人からフィードバックをもらいながら、自分のリーダシップがどう変わったかについて振り返って確認して下さい。

といきなりガツンと本質。


リーバイスは多様性を容認し、人を属性や見た目や経験の多寡で判断しない会社であるとともに、社員が自分の全人格を職場にもち込み、すべてのバックグラウンドをありのままに出せる会社でもありました。これは公私混同とは違っていて、どこにいても自分が変わらずに自分自身でいられる、一貫性を持って働けるということです。そうする方が誰もが本領を発揮できると、リーバイスではトップから社員まですべての人たちが信じ、そのままに行動していました。

なんだか気持ちよよさそうなんだけど、こういう環境を経験したことがないのでちょっと想像しがたいところがあります。と同時に「私ってどんな人?」が問われている。


リーダーにはフォロワーに対する認知(リコグニション)が常に求められます。それは「ほめる」のとは違います。フォロワーがやったことをちゃんと見ていて、それについて自分がどう感じたのかをフォロワーにちゃんと伝えるのが認知です。

そう! コーチングでは「承認」と言ったりするけれど、基本は相手をちゃんと見ていること。でないとまったく意味なし。


私は組織を見るとき、最初に何を維持すべきかを考え、次に何を新しく始めるべきかを考え、最後に何をやめるべきかを考えます。それは、その組織のこれまでの歴史や成果に対する認知がまずありきだと思っているからで、組織の過去を認知したうえで何をしていくかということを視点をもてば、メンバーを巻き込みやすくなるからです。

つまり相手をリスペクトすることですよね。カタカナ語を使うのはイヤなんだけど、尊敬とも違うし、尊重とか大事にするとか、敬意を払うとか…、ぴったりくる言葉がいまのところ自分の中にない。


そのとき、その組織に、自分が就いている職務がある必要性は何なのか、裏返して言えば、自分がいなかったら会社はどうなるのかとうことを考えて言葉にし、上司に示すのです。それをやることで、上司の私に対する期待値とのすり合わせができます。

企業に限らず、あらゆる組織、グループ、家族にすら当てはまるかも。


ナイキをやめようかと迷い始めた私に、仲のいい同僚がすばらしい言葉をくれました。「ヤヨイ、人生には二種類のボールがある。会社というボールはゴムでできている。だから落としてもまた跳ね返ってくる。家族や友人というボールはガラスでできている。だから一度落とすと(割れてしまうので)跳ね返らない。あなたのしようとしている選択は人間として尊いものだ」

うーん…。


クーゼスとポスナーが最初に行った調査の一つは、「称賛に値するリーダーとは?」という問を通じて、どのような人になら喜んでついていく気になるかという人物像、すぐれたリーダーの属性を具体的にあぶり出すことでした。そこから、「正直であること」「前向きであること」「わくわくさせてくれること」「有能であること」という特徴が上位のものとして挙がってきました。

有能なのは当たり前だけど、わくわくさせてくれるリーダーっていいよね。


「人は存在するだけでは50%生きているとしか言えない。100%生きるためには思い切り自己表現することだ」という言葉を知りました。自分を明確に表現できることはリーダーにとってとても重要です。自分が誰であるか、自分が目指す場所はどこにあるのかを語れてこそ、周囲の人たちを巻き込むことができます。

ですです!


私から見て「すごい行動をする敬愛すべき人」は、必ずと言っていいほど自分らしさ全開の人たちです。そう考えると、ロールモデルをもつこととは、その人みたいになろうとするのではなく、もっと自分らしくなることではないかと思うのです。

これは本当にそうだと思う。よく考えてみよう。


自己受容に関連して言うと、アメリカの最近のリーダーシップ研究では、「バルネラビリティ」の重要性が強調されていますね。もろい部分も含めて自分をさらけ出せる勇気といったニュアンスで使われる言葉ですが。

私の今の興味の核がここ。まさにそういう人に出会い、それを素敵だと思える自分がいたのです。


この本は今の自分にピッタリ。もっと早く出会いたかったけれど、そうしたらサーッと読んで終わってしまっていたかも。ものごとにはタイミングがあるのね。

コーチ仲間の紹介で出会いました。大感謝です。

スポンサーサイト
プロフィール

えみえみ

Author:えみえみ
パーソナルコーチ 、研修コーチ
国際コーチ連盟ACC
米国NLP(TM)協会認定NLP(TM)マスタープラクティショナー
モンテッソーリ教育、アドラー心理学、ブレインジム、フォーカシング

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
RSSリンクの表示
検索フォーム
FC2カウンター
おすすめリンク