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2012-01-22

「デビルズ・ダブル」

映画「デビルズ・ダブル」。

サダム・フセインの長男ウダイ・フセインの影武者だった男性の手記を映画化したもの。一人二役というところが映画としては見どころだし、ウダイのファッションも目をひきます。

「狂気のプリンス」と言われたウダイの素行のおぞましさといったらないのだけれど、ドミニク・クーパーはうまく演じていると思う。なぜなら、ウダイも悪いことをしていると知っている、そして誰か(たぶん父親)に愛情をもって止めてほしい、叱ってほしいと切望している、という気持ちが伝わってきたから。

影武者であるラティフが、なすすべもなく命令をきくしかないウダイの側近たちのことを「悪を認める善人」(正確な言葉は忘れてしまったけどそんな意味)と言うシーンがありました。まさしく名言。独裁者ってそういう多くの「善人」なしには成り立たないはず。安全に生きるため、家族を守るためには、独裁者に楯突くわけにもいかず、悪と知りつつ現状を受け入れるしかない。そして悪がさらに膨らんでいく。

これって企業でもありませんか。どこかの製紙会社みたいに事件にならないだけで、いろいろな組織で見られることなのではないでしょうか。あるいは家族でもあるかもしれません。そういう現実に対して自分だったらどうするのか。どうするべきなのか。そんなことを考えさせられた映画でした。

プロフィール

えみえみ

Author:えみえみ
パーソナルコーチ 、研修コーチ
国際コーチ連盟ACC
米国NLP(TM)協会認定NLP(TM)マスタープラクティショナー
モンテッソーリ教育、アドラー心理学、ブレインジム、フォーカシング

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