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2011-11-19

教養とは

それでも脳はたくらむ (中公新書ラクレ)それでも脳はたくらむ (中公新書ラクレ)
(2007/12)
茂木 健一郎

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この本を読んでいたら、養老孟司氏の引用として「教養とは他人の心がわかることである」ということばに出会った。そうか。なるほど。

昔何かで読んだ話で、第二次世界大戦後にソ連の捕虜となった人の中にいろいろな話を聞かせて周囲の人たちを勇気づけた学歴の高い人がいて、こういうことこそ教養があるというのだ、といったものがあった。これもとても印象に残っていて、知識というのは自分のためだけでなく、周りの人に役立ててこそのものなんだな、そしてそれをこそ教養って言うんだな、とずっと大切に思っていた。

けれどこの「教養とは他人の心がわかることである」って、とてもシンプルで力強い。ストンと腑に落ちた。私はそういう人でありたいとずっと思っていたんだな。なにしろ子どもの頃から「冷たい」と言われてきたので(笑)。

ほかにも示唆に富んだ話がいろいろあったが、もうひとつ特に印象的だったのはバレリーナの吉田都さんの話。自分のバレエに不安を感じているときに、練習の中に逃げこんでひたすら没入したという。

課題から遠くへ離れてしまうのではなくて、課題そのものの中に没入してしまう。吉田さんがバレエの世界で成し遂げた方法は、どんな分野の人にとっても参考になるのではないだろうか。苦しいこと、迷いが生じることがあったら、今目の前にある課題そのものの中に逃げこんでしまえばよいのである。


勇気が湧く。

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プロフィール

えみえみ

Author:えみえみ
パーソナルコーチ 、研修コーチ
国際コーチ連盟ACC
米国NLP(TM)協会認定NLP(TM)マスタープラクティショナー
モンテッソーリ教育、アドラー心理学、ブレインジム、フォーカシング

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