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2011-09-25

「不都合な相手と話す技術」

不都合な相手と話す技術 ―フィンランド式「対話力」入門不都合な相手と話す技術 ―フィンランド式「対話力」入門
(2010/09/23)
北川 達夫

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そうなのか!と知ったこと。「意見を言わせる教育で本心を問うてはならない」。

だが、この日本的発想が「意見を言わせる教育」において危険な鈍感力を生み出している。内心と行動を切り離して考えることができないためなのか、平気で子どもたちの本心を聞き出そうとしてしまうのである。先述の落書き問題であれば、「あなただったら学校の壁に落書きをしますか?」、安楽死問題であれば「あなただったら自分の両親を安楽死させますか?」、臓器提供問題であれば「あなただったら臓器提供しますか?」。つまり一定の条件や情報の下で立場を明確にするだけでなく、個人的な意思決定をするところまで求めてしまうのである。
これは思想や信条にかかわる「内心の開示」を求めるものであり、先生にそれを聞く権利もなければ、子どもにそれを答える義務もない。はっきり言って人権侵害なのだが、真面目で熱心な先生ほど鈍感力を発揮するあたりが恐ろしい。


こういうことって日本の社会では(というか私の育ってきた環境や今いる環境においてという狭い範囲だが)当たり前のように存在している。たいていの場合は「それとこれとは別だから」と答えると思うけれど、問い自体が無神経なのね。自分も知らずに発していたかも。本では教育において、ということだけれど、いろいろな人と接するにあたっては注意すべきことと思いました。

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プロフィール

えみえみ

Author:えみえみ
パーソナルコーチ 、研修コーチ
国際コーチ連盟ACC
米国NLP(TM)協会認定NLP(TM)マスタープラクティショナー
モンテッソーリ教育、アドラー心理学、ブレインジム、フォーカシング

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