FC2ブログ
2011-01-25

手紙の思い出とメール

たまには読んだ本以外のことも書いてみようかな。

小学校2年の途中で引越しをしました。新しいもの好きの私にとっては転校も楽しいイベントでしたが、夜になると前の家や友だちが恋しくなって寂しい…。
そこで、遠く離れた友だちやお世話になった先生に手紙を書くという新たな楽しみを覚えました。

が、これが実は結構大変!

まずは下書きを書いて、母のチェックを受けます。誤字脱字はもちろんのこと、「こういう表現は使ってはいけない」「こういう言い方は相手に失礼」など、何度も何度も書きなおし。ようやくOKが出ると清書です。そしてめでたく郵便ポストに投函。

そして首を長~くして待つと、ようやく友だちから返事が来ます。うれしい

さてもらった手紙も母が検閲するか?というと、これはもう一切見ないのです。「手紙は宛名の人以外、たとえ親であっても読んではいけないの」と。わざわざ「親展」と記していなくても、それが当たり前という考えです。

お中元やお歳暮は家長である父の名前で送られてきますから、これももちろん、父が帰ってくるまで絶対に開けてはいけません。あ~お父さん早く帰って来ないかなぁ、といつも以上に待ち遠しいこと。

我が家では一切がこんな風だったので、ある日友だちに「えみちゃんからもらった手紙、すっごく面白くっておかあさんと大笑いしたよ。」と言われたときの衝撃といったら! 

え?なんで人に見せるの? 

ウケたという承認なんかうれしくもなんともなく、なんだか裏切られたようなものすごくイヤ~な気持ちでした。だって私はその相手だけに向けて一生懸命ことばを探して書いたんですから。ああ、だから人に見せちゃいけないんだな、と深く納得した出来事でした。

しかしメールが普及するとこの出来事が当たり前のようになってしまいました。メールを出した相手とは違う人から返事が来て戸惑うことがあります。それは子どもの頃に体験したあの苦い気持ちと同じです。まあビジネスシーンではそのまま転送して別の人から返事を出すほうが間違いがないということもありますから、誰が読んでも大丈夫なように心して書くことも必要ですが。

もうひとつメールで違和感を覚えること。それは件名です。初めてメールを出す相手や、受け取るメールがとても多い人には、迷惑メールに間違われないように件名に「〇〇です」と自分の名前を入れるようにしています。ほとんどの方がその件名を書き換えてお返事くださるのですが、中にはそのまま「Re:〇〇です」と私の名前が入ったまま返事をくださる方も。まあ、そこまで気にしていては返信するのが億劫になってしまいますが、雑に扱われたようなちょっと寂しい気持ちになります。

でも実はこれ、私の中でバロメーターになっているのです。きちんとした印象の方は、思ったとおり件名を書き換えて返信してくださるし、この方は私の名前が入ったままだろうな、という方はやはりそのまま。どちらにしても「やっぱりね」と自分の直感の正しさを確認してほくそ笑んでいるのでした。ふふふ。


そういえば、決して私の手紙を見なかった母も「男の子から手紙をもらったら、そのときはお母さんにも見せてね!」とよく言っていました。

うーん、残念ながら手紙もらえないまま大人になっちゃった(笑)。

スポンサーサイト



プロフィール

えみえみ

Author:えみえみ
パーソナルコーチ 、研修コーチ
国際コーチ連盟ACC
米国NLP(TM)協会認定NLP(TM)マスタープラクティショナー
モンテッソーリ教育、アドラー心理学、ブレインジム、フォーカシング

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
RSSリンクの表示
検索フォーム
FC2カウンター
おすすめリンク