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2011-01-10

「旅する力」

旅する力―深夜特急ノート旅する力―深夜特急ノート
(2008/11)
沢木 耕太郎

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沢木耕太郎は、私にとっては第一印象がよくありませんでした。大学を卒業して会社の入社日に退職したということを読んで、「俺様の感性は特別さ」的な青臭い嫌味な気がして(笑)。「深夜特急」をすすめてくれた友人にもちょっと理屈っぽい違和感を覚えていたので、なおさら敬遠していたのでした。でも読み進めた「深夜特急」はとっても面白くて夢中で読み終えました。そんなことを懐かしく思いながらこの「旅する力」を買いましたが、例によって買ったら満足してそのままお蔵入り…。前の本の口直しにいいエッセイが読みたくなっとことと、どこかに行きたいな~という思いが重なってようやくひもときました。

この人の文章はモノトーンのようで好きです。ハイテンションになるとか激昂するといったことがないように感じます。それがときどき「カッコつけてる」と思わないでもないんだけれど。

私が旅という学校で学んだことがあるとすれば、それは自分の無力さを自覚するようになったということだったかもしれない。もし、旅に出なかったら、私は自分の無力さについてずいぶん鈍感になっていたような気がする。旅に出て手に入れたのは「無力さの感覚」だったと言ってもいいくらいかもしれない。


その感覚、鈍っている自覚あり。無知の知。ああ、旅にでなくちゃ。そんな大げさなものでなくても自分の常識とは異なる世界にときどき身を置くことは必要です、私にとって。

そして著者は旅する力のひとつとして「人と関わることを面倒がらない」ということを挙げています。これは旅に限らないでしょう。私が魅力的に感じる人は、皆この性質を持っているように思います。

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プロフィール

えみえみ

Author:えみえみ
パーソナルコーチ 、研修コーチ
国際コーチ連盟ACC
米国NLP(TM)協会認定NLP(TM)マスタープラクティショナー
モンテッソーリ教育、アドラー心理学、ブレインジム、フォーカシング

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