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2011-01-30

「ソーシャルブレインズ入門」

ソーシャルブレインズ入門――<社会脳>って何だろう (講談社現代新書)ソーシャルブレインズ入門――<社会脳>って何だろう (講談社現代新書)
(2010/02/19)
藤井 直敬

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著者の藤井直敬さんは、昨年の日本コーチ協会での講演者のお一人でした。内容ももちろん興味深いものでしたが、パワーポイントも見て楽しく、とにかくお話がお上手で引き込まれました。帰って早速注文したご著書のうちの1冊がこれです。講演内容はほとんどこの本に沿っていたようですので、理解が深まりました。

今回この本を読んで一番印象に残ったことは「リスペクト」です。著者は「人が人に与える、母子関係に源を持つような無条件な存在肯定」を「リスペクト」と呼んでいます。

余裕のないサルは、上位のサルに対する抑制も弱く、我先に餌を取ろうとします。この傾向は、わたしたちの社会行動にも共通するものに思えます。余裕のない人は他者へのリスペクトが少ない、もしくはまったくないように見受けられます。それはある意味で未熟な社会性であり、それを一歩進めることで、成熟した社会性を身につけることができるのではないでしょうか。


これは今私が持っているテーマの一つ。カール・ロジャーズにも通じるものですし、何より興味があるのは、こういった資質がどのように育まれていくのかということです。原体験は母子関係なのでしょうが、100%それに起因しているとは思えません。つまり後天的に身につけられるはずではないかと。それは人智を超えたものへの畏怖の念とか、そうしたことへの意識にも関係するのかもしれない、と思っています。

そして不思議なことに、私たちは相手がリスペクトの気持ちを持っているかどうかということに気づく力があるんですよね。これもソーシャルブレインスなのでしょうか。

プロフィール

えみえみ

Author:えみえみ
パーソナルコーチ 、研修コーチ
国際コーチ連盟ACC
米国NLP(TM)協会認定NLP(TM)マスタープラクティショナー
モンテッソーリ教育、アドラー心理学、ブレインジム、フォーカシング

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