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2010-04-12

「第1感」

第1感  「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい
(2006/02/23)
M・グラッドウェル

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私は人を見る目にけっこう自信があります。友達は第一印象でピンと来た人がほとんどで長く付き合っている、電車に乗ったら痴漢やヤバそうな人はすぐわかる、人を採用する面接では外したことがない。仕事できそうもないとわかっていて、やむを得ず採用したことはあるけれど。

でもこの本に出てくるジョン・ゴットマンにはかないません。たとえば夫婦の会話中に現れそうな感情を20種類に分けて、それを1秒ごとに割り振る。これで15分の会話を分析することによってそれぞれの夫婦の15年後の関係がわかってしまうというのです。すごい実験の成果! 
20もの感情を見分けるのは大変だけれど、4つの感情に注目すれば大方わかるそう。その4つとは、「防衛、はぐらかし、批判、軽蔑」。そして「夫婦のどちらか一方でも相手を軽蔑するそぶりを見せたら、それは二人がうまく行っていないことを示す強力なサイン」だそうです。しかも「夫婦のどちらかに相手を軽蔑する気持ちがあるかどうかで、相手が風邪を引きやすいかどういかということまでわかる」そうですよ。軽蔑がストレッサーとなり免疫力が鈍るのだそうです。すごい。これについてはジョン・ゴットマン本人の著作を読んでみることにします。

ところで私は本当に人を見る目があるのでしょうか。もしかしたら、自分の思い込みを勝手に強化させているだけなのかもしれません。それによって、見えるものを制限して、見たいものしか見ていないのかも。
本書で紹介されているボブ・ゴロムというセールスマンは客を第一印象で判断しないことで成功を収めています。彼のほうが私より立派なことは明らかですね(笑)。

「行動を促すプライミング実験」というのも興味深いものでした。
him was worried she always のように5つの単語の中から4つの単語を選んで並べ替えて文法的に正しい文章を作れ、という指示が出ます。全部で10問。どれも簡単。でもテストを終えた後、歩く足取りはさっきより重くなっているそうです。なぜならばその10問のリストの中には、歳を取った状態を連想させる単語が必ず入っているから、無意識の世界が老化のイメージで占められてしまうのだそうです!恐るべし無意識!!!

「顔の表情を解読する」これも瞬時に相手を判断する材料として大切なことです。シルバン・トムキンスという科学者が紹介されていますが、彼は顔写真を見ただけでお尋ね者が何をしたのか当てたり、何の前知識もない部族のフィルムを見て「同性愛の形跡があちこちに現れている」と言ったりしたそうです。すごい!

ポール・エクマンが開発した「誰が嘘をついているか当てるテスト」というのがあって、脳卒中で言葉を話せくなった人や子どもの頃にひどい虐待を受けた人はよく当たるそうです。どちらも人の顔に浮かぶ表情に敏感にならざるを得なかったから。

私の人を見る目の確かさも訓練の賜物なのですよ。


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プロフィール

えみえみ

Author:えみえみ
パーソナルコーチ 、研修コーチ
国際コーチ連盟ACC
米国NLP(TM)協会認定NLP(TM)マスタープラクティショナー
モンテッソーリ教育、アドラー心理学、ブレインジム、フォーカシング

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