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2009-09-17

「生かされて」

ルワンダの大虐殺を生き延びた女性が書いた「生かされて」。翻訳出版された当時、ものすごい評判になりました。せまいトイレで何人もの女性が息を潜めて3ヶ月隠れて虐殺から逃れたという事実が衝撃的に取り上げられていました。

生かされて。 (PHP文庫)生かされて。 (PHP文庫)
(2009/07/01)
イマキュレー・イリバギザ スティーブ・アーウィン

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Left to Tell: Discovering God Amidst the Rwandan HolocaustLeft to Tell: Discovering God Amidst the Rwandan Holocaust
(2007/06)
Immaculee IlibagizaSteve Erwin

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ずっと気にはなっていたものの、ちょっと重たそうで敬遠していました。しかし植松努さんがこの本を推薦されているのを何度か目にして、俄然読んでみる気になりました。

この本はルワンダの大虐殺を記録し世に知らしめることはもちろんですが、真のテーマは自己実現と信仰心、それもキリスト教カトリックの、といった感じです。
外的状況は凄まじいにもかかわらず、この著者は信仰心によって生き延びることができた、と考えているようです。もちろん死んでしまった人が信仰心がなかったと言っているのではありません。

なんというか、よくある自己啓発本の「思えば叶う」を悲惨な状況で発揮したというようなものなのです。
虐殺されたツチ族であり、両親も兄弟も悲惨な殺され方をしたけれど、虐殺した側のフツ族を「赦す」なんていうのは、本当に何かを信仰していないと難しいかもしれません。

私はこの内容をどう捉えていいかちょっとまだ整理ができません。ついこの間までお世話になっていた近所の人を虐殺してしまう、それはいかにも人間の弱い心がやることとして理解しやすいのですが、この著者のように悲惨な状況で神を信じ続けるなんてことが私にはできるだろうか?ぜんぜん無理。こっちのほうが理解できないってどうなの?という感じです。

宗教が嫌いなのではなくて、宗教に頼って何も考えない人や宗教を私利私欲のために利用する人がいるから信者が胡散臭く見えるのですが、何かを信じるというのは善く生きるうえで、あったら便利なものなのかもしれません。

そして本当に賢いってどういうことでしょう。この本を読んで再び「ワイルド・スワン」を思い出しました。

ワイルド・スワン〈上〉 (講談社文庫)ワイルド・スワン〈上〉 (講談社文庫)
(2007/03)
ユン チアン

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彼女も賢くそして美しかった。悲惨な状況を生き延びた。こういう人たちが人類を変えていくのではないでしょうか。そして私にできることは何だろう?

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プロフィール

えみえみ

Author:えみえみ
パーソナルコーチ 、研修コーチ
国際コーチ連盟ACC
米国NLP(TM)協会認定NLP(TM)マスタープラクティショナー
モンテッソーリ教育、アドラー心理学、ブレインジム、フォーカシング

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